夢でも、現実でも。

 

こんにちは、きなこもちです。

相変わらずバイトと家を往復の日々。

祖母が毎日バイトか病院かと聞いてくるのにイライラして、口内炎が二つできた以外はおおむね順調な毎日です。忘れるのわかってるから言わないのに…。

あとバイト行く直前に無意味に今日は休めって言ってくるのもやめてほしい。心配なのはありがたいけど、別にしんどくないです。

 

さてさて、昨晩見た夢で、私はスーパーのお菓子コーナーでかがんでいたのですが、その時に「やっぱお腹邪魔だなぁ」って思ったんですよ。

 

そう、『思った』んです。

 

現実だと割と思うんですよ、ほら、靴が履きにくいとか、人によっては靴下履けないそうですね?

子が愛しいとか、そういう感情とは別にして、やっぱり邪魔なものは邪魔だと思うんです。寝にくいなぁ、とか。

 

そういった『物理的に不便』すら幸せ、可愛いと思われる方にちょっと申し訳ない話ですけどね。

 

まあそんな感じで現実では結構思っていたんですけれど、夢でも思ったのは初めてで。

夢でも思ったってことは、私の頭は今、お腹が大きいことが普通だって認識しているってことなんですね。

これってすごいなぁって。でも確かに十月十日もこの体なら、頭だってそう考えるか、みたいな。人体の不思議に思いをはせています。

 

そもそも私は子供が苦手で、この子にいまだ愛しいという思いは芽生えず、なんというか『自分の遺伝子がどんなふうになるのか』が見たいっていうのが率直な感想なんです。

虐待なんかしませんし、立派に育てるつもりですが、あんまり愛とか情とかとかけ離れた性格をしているもので、生まれたら何か思うのかな、とか手探り実験って感じです。

 

たとえば私はあまり本を買ってもらった記憶があるわけではないですし、図書館に行ったわけでも、(親が多忙だったもので)読み聞かせ等もあまりされたことがありません。

私の一番古い読書の記憶は5歳前後の頃、すでに黙読を習得していて、周りが声に出して読んでいるので読めないと思ったんであろう保育園の先生に「読んであげよっか!」と言われて全力で断った記憶とか、

先生の読み聞かせが、スピードも遅く、大げさであまりにも聞く気が失せたとかそういうもので、

 

要は読書の才能が人よりすごかったわけです。いまだに早いです。自慢ですよ(笑)

小学校の本読みが速過ぎて信じてもらえなかったとか、意味が分かるからノートに書かなかったら怒られたとか、そんな感じの可愛くない子でした。

 

そんな私の子は、文字や本、文章に対してどんなふうに育つのか。

もちろん本人の気質や環境、おまけに父親の遺伝子もあるので私のようになるとは思いませんが。どうなんでしょう。

父親に当たる人は運動神経がとてもよく、黙っていると人が寄っていくようなそんな人です。この子はどうなるのか。

 

そんな風に考えているのですが、これは実験動物みたいな扱いなのか、自分の子の無限の未来に期待をしているのかは自分でも不明です。

 

世のお母さんお父さんは、何を思ってこの期間を過ごしているんですかね…?

 

 

~この物語はフィクション!~